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財団概要

ごあいさつ

我が国の予防接種制度は、昭和23年の予防接種法制定以後、天然痘の根絶をはじめ、ポリオの大流行の際の流行防止等、疾病(感染症)の発生及び蔓延を防止してきたことなど国民の公衆衛生の向上及び増進に大きく寄与して参りました。
 
予防接種リサーチセンターは、昭和44年1月に、安全で有効な予防接種を推進するための調査研究、予防接種による健康被害に関する因果関係の調査研究等事業及び予防接種健康被害に係る保健福祉事業を行い、予防接種の円滑な実施とその推進に寄与することを目的に財団法人として設立されました。
 
当財団は、調査研究事業として専門の先生方による「安全なワクチン確保とその接種方法に関する総合的研究」の実施、予防接種に関する知識を啓発するための冊子「予防接種ガイドライン」「予防接種と子どもの健康」「インフルエンザ・肺炎球菌感染症(B類疾病)予防接種ガイドライン」「予防接種必携」等の発行や「予防接種と子どもの健康外国語版」の作成を行い、さらに予防接種ホットラインを開設し予防接種従事者からの電話相談に応じています。
 
また、予防接種健康被害者保健福祉センターを、昭和52年10月に当財団の組織の一部として開設し、予防接種健康被害者の方々の保健福祉の向上を目的として運営しています。
 
現在、我が国においては、公衆衛生及びワクチンの改良等医学・医術水準の向上により、感染症の発生が著しく減少していますが、一方、新たなウイルスの出現など感染症の発生は国際的にもまだまだ問題となっています。
 
予防接種は、疾病の流行防止の重要な手段であり、国民の健康の保持増進や公衆衛生の向上におけるその意義は疾病の減少した今日においても変わるものではありません。
 
当財団は、公益法人制度改革に伴い、内閣総理大臣の認定を受け、平成24年4月1日から公益財団法人となりました。
 
今後とも公益財団法人として、予防接種に関する調査研究事業並びに予防接種健康被害者の方への更なる保健福祉事業等充実に努力するとともに、これらの事業を通じて国民の健康の保持増進に寄与して参りたいと存じます。
 
当財団の活動に対する皆様方の御理解と御協力そして御支援を心からお願い申し上げます。

目的

公益財団法人予防接種リサーチセンターは、安全で有効な予防接種を推進するための調査研究、予防接種による健康被害に関する因果関係の調査研究及び予防接種による健康被害に係る保健福祉事業並びに予防接種の適正な実施のための啓発・普及に関する事業を行い、もって予防接種の円滑な実施とその推進に寄与することを目的とする。

沿革
昭和44年 1月 厚生省(現・厚生労働省)の許可を受けて発足
昭和52年10月 予防接種健康被害者保健福祉センターを創設
平成24年 4月 公益財団法人として名称変更による設立登記・旧財団法人の解散登記

組織図

組織図

交通アクセス

東京都中央区日本橋大伝馬町14番1号 住友生命日本橋大伝馬町ビル3F
<業務内容>
公益財団法人予防接種リサーチセンターは、安全で有効な予防接種を推進するための調査研究、予防接種による健康被害に関する因果関係の調査研究及び予防接種による健康被害に係る保健福祉事業を行い、もって予防接種の円滑な実施とその推進に寄与することを目的としています。
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